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タンポポの季節

緑のカーペットにタンポポの黄色い絵模様。
桜が幕をおろし、これからは新緑そして様々な草花の季節を迎えます。

タンポポは英語でdandelion。
フランス語の den de lion (ライオンの歯)に由来することは、よく知られています。

言葉に善し悪しはない、違うのだ、というのが私の基本的な考えですが、
そうは言っても、ことタンポポに関しては、「たんぽぽ」の方に軍配を上げたい。
「ライオンの歯」は、なるほどと思っても、まったく風情がないですよね。

薫風にそよぐ健気な花の感じを出すには、やはり「たんぽぽ」。
そう思いながらカメラのシャッターを切りました。

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# by ha-ppyone | 2006-05-04 19:50  

花吹雪、そして「仰げば尊し」

GW真っ最中。人影がないキャンパスには桜吹雪が舞っていました。

中学時代の恩師がお亡くなりになったとの報を受け、
街はずれの山の中腹にある斎場に行きました。

その途中、ふもとの禅寺の門の前で、思わず車を止めました。
見事な桜の木から花びらが一面に散っていたのです。

先生には、中学の時だけでなく、卒業してから現在にいたるまで、
たいへんお世話になりました。
とても優しく人をつつみこむような大らかなお人柄でした。

野辺の送りを済ませたあと、空を見上げたら、
寂しさで、思わず目頭が熱くなってきました。
そして、ひとりでに「仰げば尊し」が口をついで出てきました。

「仰げば尊し、わが師の恩・・・」
先生は、私にとって、まさに仰いで尊ぶにあたいする人でした。
亡くなってみて、はじめてその崇高な人柄が偲ばれます。

「仰げば尊し」は卒業式に歌う歌ではない。
(ましてや、生徒に強制する歌ではない)
師と仰ぐ人とこの世でお別れするときに捧げる歌ではないか・・・
涙ながらに空を見上げながら、ふとそう思ったしだいです。

私も教師の端くれ。
この世と別れるときに、
いったい何人の「教え子」の皆さんに仰がれる存在であろうか・・・

品行方正な聖人君主であろうとは思いません。
私は私でいよう、自然体でありたいと思います。
でも、「師」と呼ばれる者としては、身の引き締まる思いがします。

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# by ha-ppyone | 2006-05-01 20:17  

石巻の桜の名所・日和山

朝早く日和山公園に出かけました。石巻と北上川を見下ろす丘・・・
かつて伊達政宗がここに城を築こうとしたと聞いています。
天気は曇りで、いまひとつでしたが、朝ぼらけの中、
ひっそりと静まり返ったたたずまいで、ゆったりと桜を観ることができました。
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北上川河口を望むと
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また、早春のなごりのツバキの花と桜の「コラボレーション」にも魅せられました。
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# by ha-ppyone | 2006-04-27 21:14