少しずつ、少しずつ、光に向かって(石巻発4)
4月最後の土曜日の朝、日和山にいつものウオーキングに。
つい一週間前まで満開だった桜も散り始め、緑色が広がり出していました。
頂上にある神社にお参りを済ませ家に帰ろうとしたら、桜の花を眺めている外国人青年を見かけました。
「おはようございます」と声をかけたら「おはようございます」と笑顔がもどってきました。
聞けば、青年はデンマークから休みをとって宮城にやってきたとのこと。他の何人かの外国の人といっしょにボランティア活動をしていると語ってくれました。
「今日、10時からコンサートをします。ぜひお出でください」
これが、そもそもの出会いでした。
10時に会場に。いつも何気なく通り過ぎているバプテストの教会の前でした。
次のような張り紙が目に止まりました。

説明はもういらないでしょう。
歌とサックスとバイオリンとエレピアノの清らかな調べにーー
その the sound of music に魅了されながら撮った写真を掲げます。




ラストは「見上げてごらん夜の星を」。聴きながら目頭を押さえる人たちも

新鮮な野菜も並びました

コンサートのあとは、皆でお昼を


僕は仏教に帰依するものです。
これまで、キリスト教には一定の距離をおいてきました。
しかし、こと、このような音楽によるpresentation 、
人々との心の交流に関するかぎり、キリスト教には脱帽せざるを得ません。
賛美歌の伝統があるからでしょうか、ゴスペルは、とにかく、分かりやすく、
だれでも参加でき、そして心に響く・・・
僕自身、聴きながら涙が流れてなりませんでした。
お経も、唱えようによっては、清澄な響きを奏でますが、一般の人々の心には、
なかなか届かないようです。
この日、僕は何にもお手伝いをしませんでした。
でも、歌の輪に加わり、共に歌うことで自分自身、元気をもらいました。
久しぶりで澄んだ気持ちになって家路につきました。

震災後、荒涼としていた北上川の岸辺も、若葉で色づき始めました。
日本各地、いや世界中の皆さんの優しさによって、
石巻は、少しずつ、少しずつですが、光に向かって歩んでおります。
皆さん、ほんとうに、ありがとう!
つい一週間前まで満開だった桜も散り始め、緑色が広がり出していました。
頂上にある神社にお参りを済ませ家に帰ろうとしたら、桜の花を眺めている外国人青年を見かけました。
「おはようございます」と声をかけたら「おはようございます」と笑顔がもどってきました。
聞けば、青年はデンマークから休みをとって宮城にやってきたとのこと。他の何人かの外国の人といっしょにボランティア活動をしていると語ってくれました。
「今日、10時からコンサートをします。ぜひお出でください」
これが、そもそもの出会いでした。
10時に会場に。いつも何気なく通り過ぎているバプテストの教会の前でした。
次のような張り紙が目に止まりました。

説明はもういらないでしょう。
歌とサックスとバイオリンとエレピアノの清らかな調べにーー
その the sound of music に魅了されながら撮った写真を掲げます。




ラストは「見上げてごらん夜の星を」。聴きながら目頭を押さえる人たちも

新鮮な野菜も並びました

コンサートのあとは、皆でお昼を


僕は仏教に帰依するものです。
これまで、キリスト教には一定の距離をおいてきました。
しかし、こと、このような音楽によるpresentation 、
人々との心の交流に関するかぎり、キリスト教には脱帽せざるを得ません。
賛美歌の伝統があるからでしょうか、ゴスペルは、とにかく、分かりやすく、
だれでも参加でき、そして心に響く・・・
僕自身、聴きながら涙が流れてなりませんでした。
お経も、唱えようによっては、清澄な響きを奏でますが、一般の人々の心には、
なかなか届かないようです。
この日、僕は何にもお手伝いをしませんでした。
でも、歌の輪に加わり、共に歌うことで自分自身、元気をもらいました。
久しぶりで澄んだ気持ちになって家路につきました。

震災後、荒涼としていた北上川の岸辺も、若葉で色づき始めました。
日本各地、いや世界中の皆さんの優しさによって、
石巻は、少しずつ、少しずつですが、光に向かって歩んでおります。
皆さん、ほんとうに、ありがとう!
by ha-ppyone | 2011-05-08 23:50