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石巻発2(および陸前高田市にて)

縁があって、ワシントンポスト紙の記者・Chico Harlanと行動を共にしている。
一昨日の夕方、彼は秋田で借りたレンタカーで、GPSを頼りに石巻にやってきた。
もちろん、事前に東京から、石巻を基地に3〜4日石巻および三陸の被災地を取材したいとの連絡があった。

「ミニ避難所」の役目を終えた僕の家は、もとの生活に戻ったが、こんどはワシントンポスト紙の石巻支局になった。寝起きを共にし、僕の書斎は彼の仕事部屋になった。

もちろん、僕には何ら問題はない。むしろ、喜んで部屋および食事を提供している。
僕にできることが一つ与えられたと思うからである。

僕しかできないこと、などと高慢なことを言うつもりはない。
この惨劇からの復興のために何かの役に立つことがあればと思うと、
ほんとうに有り難い。

外国のメディアに協力することによって、
石巻そして南三陸の惨状を一人でも多く世界の人々に知ってもらえれば、と思う。


そして、無論、このような活動ができるのも、
外語の皆さんの物心両面での「後方支援」があるおかげです。


このHarlan記者のことは、次のようなサイトに記してある。
http://projects.washingtonpost.com/staff/articles/chico+harlan/

礼儀正しく謙虚な姿勢に好感を抱いているしだい。
(往年のスター・アンソニーパーキンス、あるいは若い頃のボブ・ディランと似ている顔立ち)

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            石巻・日和山神社にて



そして今日(3月31日)は、自衛隊(Self Defense Force = SDF)の支援活動の取材に岩手県の陸前高田市に車で行った。
中心部のほとんど全てが流された町・・・その惨状に言葉もなかった。

はじめに、第9後方支援連隊・連隊長のM氏(一等陸左)から1時間ほど活動について話を聞いた。
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最後に、20歳の自衛官にインタビューをした。
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4時間も通訳として英語と日本語を交互にしゃべり続け、かなり疲れた。
早く休まねば。
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by ha-ppyone | 2011-03-31 22:20 | 3.11  

石巻発 1

何をどう書いていいか、わからない。
思うことは山ほどある。しかし、どこから記していいか、分からない。

したがって、とりあえず、今日あったことを記したい。

私が属する石巻NPOセンターの呼びかけで、避難所以外で暮らす被災者のための物資援助が行われた。
避難所は、それなりに物資は届いている。
しかし、2週間が過ぎた今、自宅に帰って日々を送る人々が増えてきた。
その人たちの多くは窮乏生活を強いられている。

昨日、今日のお昼、石巻駅前で物資の配給を行った。
なんと700人近くの人々が列を作った。
30人単位で「5分以内に欲しいものを取ってください」という呼びかけ方式で実施。

私は、トラックから物資のつまった段ボール箱を運び出す仕事を手伝った。

その後、豚汁の炊き出しを実施した。
折しも、雪が舞ってきた。寒い! 「天は我々を見捨てたか!」というフレーズが浮かんできた。

近くに、一杯の豚汁を孫と分かち合うお婆ちゃんがいた。
涙が出て止まらなかった。

心の記憶にとどめておくべきだったが、いつものクセが出て、携帯のカメラのシャッターを切ってしまった。

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by ha-ppyone | 2011-03-29 09:43